昭和45(1970)年1月鶴見大学女子大学歯学部付属病院開設時より赤坂庸子準教授が口腔外科を担当していたが、同年に口腔外科第2講座へ移行した。昭和47(1972)年には小幡幸男教授が初代教授として赴任された。昭和52年(1977)年には東京医科歯科大学第1口腔外科出身である石橋克禮教授が赴任、30有余年にわたり教育・研究・臨床に尽力され、こと顎関節症に対して深い造形を持たれ、顎関節学会理事長を歴任され、平成20(2008)年3月に退職された。平成21(2009)年4月より徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部の準教授であった里村一人教授が赴任された。里村教授は独創的な研究とその成果に基づいた、より正確な診断法の開発やより低侵襲な治療法の確立を通しており、新たな口腔医療発展に寄与している。
超高齢社会を迎えるわが国においては口腔内科的疾患を有する患者の増加が予想され、これらの疾患の診断・治療・管理を行う診療科の設立は社会的に有意義なものと考え、平成23(2011)年10月より口腔外科学第2講座より口腔内科学講座へと講座名を変更し、その成果を挙げている。
教室の沿革
初代 小幡 幸男 教授
第二代 石橋 克禮 教授
第三代 里村 一人 教授